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愛しのモナ‥へ

日付: カテゴリ:月の猫
2020年6月3日、私の可愛い娘モナは天国へ行きました。

悲しくて、悲しくて涙があふれて書くことが出来なかったけど、
モナが生きていた証を何処かに残したくてブログに書くことにしました。

うちには1匹だけ犬がいると、息子が言うくらいなつこい子でした。
朝起きれば必ず前に来てニャアと鳴き、話しかけてると必ず返事してくれました。
ボールを投げれば何度も持って来てくれるし、
私の作った小さな猫のぬいぐるみにニャアニャアと話しかけていたり
おやつが欲しいとテーブルに座っている私の横に来て頬を撫でニャニャとおねだりするのですが
『おやつ無いよ』と言うとウーンと言って下を向く姿が可愛くて仕方ありませんでした。

今年2月赤ちゃんを産んで、主人とモナのお産は最後にしようと決めていました。
3月、私が倒れ大怪我をし猫達の世話も出来ず、家族に任せていた頃、
モナの異変に気付いたのは主人でした。
『産後疲れかなぁ、だるそうにしてる』

授乳期が終わる頃、モナは1日に何度も吐くようになり下痢もしていました。
遺伝子検査は全部クリアしているのに…
なんかおかしいと思い病院へ連れて行くと腸が腫れ腫瘍が出来ていました。
『ステロイドを飲ませて血液検査をしてみましょう。ステロイドが効いてくれればいいのですが』
しかしステロイドは効いてくれませんでした。
モナの体重は1.8キロにまで落ちていました。
「悪性リンパ腫の可能性が高いので抗がん剤治療に切り替えますか?相談してきてください』と言われ
抗がん剤治療を決めた頃、モナは急に吐き気も止まり、ものすごい食欲で
夕飯の時にはマグロのお刺身を欲しがり美味しそうに食べていました。
『ステロイドが効いているのかも』私達はそう信じていました。

翌日正午過ぎ、私が主人に付き添われ病院から戻ってくると、玄関で痙攣を起こし倒れているモナがいました。
急いで車に乗せ病院へ行くと病院は休み。
宿直の先生だけがいました。
モナは呼吸はしているものの手足は動かず、目は開いたまま、
時々、絞り出すように小さな声でニャーと鳴いていました。
『モナ!モナ!』何度も名前を呼びかけました。
『もうこうなると元に戻るのは難しいと思われ…』
モナは苦しんでいるのにただ死を待つだけなのか、そう思うと、いたたまれなくなって
『安楽死』の言葉が頭をよぎりました。
安楽死が人間のエゴなのか、愛なのか答えはわかりませんが、主人も同じ気持ちでした。
『先生、安楽死させてやってください』
息子を呼び、家族が見護る中、モナは静かに息を引き取りました。
モナが息を引き取った日、モナの誕生日でした。

神様、何でこんなに早くこの子を連れて行くの?
モナに『長生きしてね』って言ってたのに!

モナ、モナはうちに来て幸せだった?
私はモナに出会えて幸せだったよ
時々、ふとモナの匂いがする
まだうちで遊んでるの?
生まれ変わってまた、私のところに戻ってきてね
待ってるよ

愛しのモナ……ありがとう
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